オーディション突破率を変える「俳優の宣材写真」徹底解剖:プロが明かす撮影術と審査員の視点
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宣材写真は基本的に「バストアップ」と「全身」の2カットで構成される。この2つには明確に異なる役割が存在する。
瞳で物語を語るバストアップの黄金比
バストアップ写真で最も注視されるのは「目」だ。瞳の中に光(キャッチライト)が綺麗に入っているか、視線に意志が宿っているかが問われる。頭頂部が切れず、胸元まで適度な余白をもって収められているのが理想的なアングルである。顎を引きすぎると挑発的に見え、上げすぎると威圧感が出る。水平よりわずかに角度をつけることで、親しみやすさと存在感が同居する。
骨格と立ち姿で見せる全身写真のバランス
全身写真では、全体のバランスと立ち姿の美しさが厳しくチェックされる。カメラの位置が胸高すぎると足が短く映り、低すぎると顔が小さく見えすぎてリアリティを失う。足元から頭頂部までが一直線の軸を持ちつつ、肩の力が抜けている状態が望ましい。足を無理にクロスさせるようなグラビア的なポーズは避け、自然に立ち上がったシルエットを見せることが基本となる。