40年の誇りと不屈の精神:みつわ台バレーボールクラブが受け継ぐ「最強の育成論」
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クラブの練習場に足を踏み入れると、真っ先に目に入るのが横断幕に掲げられた言葉だ。「あせるな! くさるな! あきらめるな!」。佐川延夫監督が率いる指導陣が、選手たちに最も深く叩き込む精神的支柱である。
バレーボールは流れのスポーツだ。連続失点で自滅することもあれば、たった一本のスパイクで劇的に展開が変わることもある。精神的な揺らぎが即座にプレーの精度に影響を与える。だからこそ、焦りに飲まれず、ミスに腐らず、最後の1点が決まるまで諦めない心が不可欠になる。
この教えは、コートの中だけで完結するものではない。日々の挨拶、道具の整理整頓、保護者や指導者への感謝。一見すると競技に直接関係のない礼儀作法が、土壇場での強靭なメンタルを生む。スポーツを通じて「自立した一人の人間」を育てる姿勢こそが、同クラブの根幹をなしている。