大塚梱包運輸破産の真相|1.6億円の負債と物流業界を襲う構造的危機の闇
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大塚梱包運輸の財務状態は、かなり以前から黄色信号が点滅していた。公表されている直近の決算データを紐解くと、深刻な収支悪化の実態が浮き彫りになる。
2022年10月期の決算において、同社は年間で738万円の純損失を計上。売上高の低迷に加え、急増する燃料費や車両維持費を吸収しきれず、利益が完全に消失していた。
「慢性的な赤字の流出は、企業の純資産を食い潰す。すでに債務超過に陥っていた同社にとって、700万円超の単年度赤字は致命傷となった」
金融機関からの追加融資も限界に達し、借入金の返済負担だけが重くのしかかる。損益分岐点を大幅に上回るコスト構造の是正が行えないまま、破産へのカウントダウンが進んでいたのだ。